岡山県倉敷市にある「福富歯科医院」では、一般歯科・小児歯科・審美歯科の診療を行っております。

福富歯科医院

086-440-5350

岡山県倉敷市連島町連島467

診療案内

一般歯科

一般歯科とは、通常の患者さんが通院した際に受ける歯科治療(虫歯や歯周病の治療など)です。
小児歯科や矯正歯科、口腔外科などの特殊な歯の治療以外の治療にあたります。
保険の適用範囲内で治療が行われることが多いため、保険診療を一般歯科ともいいます。

虫歯の治療
虫歯は歯垢(プラーク)の中にいるミュータンス菌が出す酸によって、歯が溶けてしまうことが原因で虫歯になります。
虫歯が進行すると歯の内部の神経組織にまで達し、痛みが出ます。
虫歯の進行が浅い場合は、歯の弱った部分を削って詰め物をして穴を塞ぐ治療をします。神経まで達する場合は、神経の除去など歯の根の中の消毒、最悪の場合抜歯が必要になります。

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一般歯科

虫歯の症状は、一般的に「C0」「C4」という段階に分けて呼ばれます。
「C」とは「カリエス(=虫歯)」の頭文字です。
症状や虫歯の場所、医院によって治療法は異なります。

初期の虫歯
最表層のエナメル質が白濁したり、軽度変色した状態ですが、エナメル質に穴は開いていません。
表層下脱灰といい、フッ素を塗布し再石灰化を促します。
この段階では歯を削ることはありません。

エナメル質の虫歯
歯の表面はエナメル質で覆われており、虫歯はまずエナメル質に発生します。エナメル質が虫歯になると、光沢がなくなり白っぽくザラザラした感じになります。
虫歯は上の歯と下の歯の噛み合せの部分や、歯と歯の間などに発生しやすく、この段階ではまだほとんど痛みはありません。

歯の内部まで進行した虫歯
エナメル質の内側には象牙質がありますが、虫歯が象牙質まで進むと虫歯の部分が黒く見え、冷たいものや熱いものを食べた時に歯が痛むことがあります。
象牙質は感覚があるので、麻酔をして虫歯を取る必要があります。

神経まで進行した虫歯
象牙質の内側には、神経や血管が密集した歯髄があります。虫歯がさらに進行して歯の神経まで虫歯菌に感染してしまうと歯髄炎となり、歯がひどく痛みだします。こうなると、虫歯になった部分の歯を削るだけでなく、歯髄まで取らなくてはなりません。この段階まで進むと治療が終わるまで時間がかかるうえ、歯髄を取ると歯がもろくなってしまいます。

歯の根(歯質)が失われた歯
虫歯によって歯の上の部分がほとんど溶けてしまい、歯の根に当たる歯根まで虫歯が進行した状態を残根といいます。このような歯の根だけ残った部分の先端、すなわち歯槽骨(しそうこつ)の中に膿の袋ができることがあります。この膿の袋が炎症を腫れてきます。ここまで進むと歯を抜かざるをえなくなる場合が多くなります。
ここまでくると、痛みを感じない方も多いですが、治った訳ではなく、単に手遅れになっただけということになります。

予防歯科

予防をすることで、治療が必要のない健康なお口へ

歯は削ったら二度と戻りません
残念なことは、歯が悪くなってから来院していただいても治療をすることしかできないことです。多くの治療では歯を削ります。しかし、歯は削ったら二度と元に戻りません。虫歯や歯周病になりにくい口腔環境を整えるために、定期的に検診を受けることが予防歯科です。
一般的に、多くの患者様は、お口に痛みや違和感を感じてから来院されます。
しかし、もっと早く来院していれば治療の費用も時間も少なく済んだかもしれません。更に言うと、その虫歯や歯周病が治れば良いのですが、症状がだいぶ悪化してしまって、手遅れの場合も多々あります。「もっと早く歯医者に行ってればよかった…」と取り返しがつかなくなる前に、一度メンテナンスを行う気持ちでお口のチェックをしてみてください。

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全て間違った認識です!

痛くなくても、定期的なPMTC

PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)とは、予防ケアのプロである歯科衛生士が専用の機器を用いて、歯のクリーニングを行うことで、 虫歯や歯周病から歯を守るための最も優れた予防法です。
もちろん、ご自身での毎日の歯磨きはとても大切ですが、 それだけでは落とせない汚れ(歯垢・バイオフィルム)があるので、歯科医院でのクリーニングが必要になります。