一般歯科
- 冷たいものを食べると歯がしみるんですが…
- 虫歯にかかっている可能性がありますが、知覚過敏かもしれません。初期の虫歯の場合、治療は麻酔を使わなくても痛みはそれほど感じませんが、歯の神経に炎症が起きるような段階になると、麻酔をして治療する事になります。痛くなくても、早めに一度ご来院ください。
- 歯ぐきが腫れているんですが、どうすれば治りますか?
- おそらく歯周病が原因です。歯周病は腫れていても痛みが出ないことが多く、放っておく方が多いですが、腫れがある状態は、既に歯周病はかなり進行しています。自然治癒する病気ではありませんので、早期治療のためにも早めにご相談ください。
- 神経をとった歯なのに痛みがありますが大丈夫ですか?
- 歯の根の中に神経がなくても、根の周りには神経があり、そこに炎症が起これば痛むことがあります。炎症が起こる原因はいくつかあるので、診察で原因を特定し、治療を行う必要があります。
- 口臭で悩んでいます。いい治療法はありますか?
- 一般的に口臭の原因になるものとして、歯石や歯垢、虫歯、歯周病などがあげられます。また、全身的な疾患、たとえば、糖尿病、血液疾患、胃腸障害などから口臭が引き起こされることもあります。
そこでまず、歯科医院で口の中をチェックする必要があります。そして、歯石や歯垢があればきれいに取り除きます。ほとんどの場合、虫歯や歯周病に原因があることが多いようです。いずれにせよ、早期に治療することが大切です。 - 銀歯がとれてしまったのですが…
- 土台の歯の状態によって、そのまま使えるかどうかが決まります。念のためにとっておき、持ってきていただいたほうがよいと思います。銀歯がとれた歯はものがつまったり歯が欠けたりして虫歯がどんどん進んでいきますので、痛みがなくても早めの治療をおすすめします。
予防歯科
- 歯科医院で歯垢や歯石をとってもらう時に歯が削れたりはしませんか?
- 通常の歯垢や歯石取りで、舌触りで分かるくらい歯を削ってしまうという事はありません。歯石をとった後にでこぼこと感じる方がいらっしゃいますが、歯と歯の隙間を埋めるように歯石が付いていると、その歯石を除去後に元々の形が出てくるので、でこぼこに感じてしまうようです。
- 歯石をとるのは痛いですか?
- 歯石は見えている歯の表面だけでなく、見えていない部分、いわゆる歯茎の中の『歯周ポケット』にもこびりついています。その部分の歯石を除去するときは痛みを感じることもあります。
- 歯科医院へ行かずに歯石を取り除くことは可能でしょうか?
- 見えている歯の表面の歯石を自宅で取り除く器具が薬局などで売られています。しかし、細かい歯石や歯肉の中に隠れてしまっている歯石は、自分では取ることは難しいと思います。歯石除去は虫歯(歯石の下から進む)や歯周病を防ぐために行うものですので、「全部除去」しなければ意味がありません。
小児歯科
- まだ乳歯があるのに永久歯が生えてきました。どうしたら良いですか?
- 6歳前後になると、乳歯はぐらつき、自然に生え変わります。もし、先に永久歯が生えたとしても、乳歯がぐらついていれば自然に抜けることがほとんどです。その乳歯がまったく抜ける様子がないようでしたら、抜歯が必要かもしれません。なるべく早くご相談ください。
- 永久歯が生えてくるんだし、乳歯が少しくらい虫歯でも大丈夫?
- 乳歯が虫歯にかかったままだと、生えてくる永久歯も影響を受けて虫歯になりやすくなります。乳歯の虫歯は進行が早いので、抜歯する場合もあります。あまり早い段階で乳歯がなくなると、生えてくる永久歯の歯ならびが悪くなることが多いのです。乳歯も大切にしてください。
- フッ素はいつから塗ると良いのでしょう?
- 歯が生えてきたらはじめて大丈夫です。ただし、フッ素は魔法の薬ではありませんので1回塗ったきりでは効果が持続しません。歯ブラシをきちんとしてお口の中が綺麗な状態を保った上で3〜6ヶ月に1回フッ素を塗ると効果的といえます。
- 赤ちゃんですが何ヶ月から通えますか?
- 心配なことがあれば、外出できる年齢になったらどうぞご来院ください。子供の歯が生え始めるのは生後6ヶ月くらいからですので、一つの目安にされると良いかと思います。
- 矯正のタイミングを教えてください。
- 前歯の上2本下2本が永久歯になった時点で歯並びが気になるようであれば、ご相談ください。しかし、歯並びの程度によりそれより前に相談した方が良い場合もありますのでお気軽にまずはご相談下さい。
審美歯科
- クリーニングとホワイトニングの違いは?
- クリーニングは、歯の表面についた色素(ステイン)を取り除き、歯、本来の色に戻します。ホワイトニングは、自分の色よりもさらに白くしたいときに歯の内側から白くする方法です。
- ホワイトニング後、歯の白さはどれぐらい維持できますか?
- ホワイトニングの効果は永久ではありません。個人差はありますが、通常1年〜2年です。ホワイトニングの効果を少しでも維持させる為には、日常のお手入れが欠かせませんので定期的なメンテナンスで白い歯を長持ちさせましょう。
- ホワイトニングは痛いですか?
- 基本的に、痛みはありません。ただし、歯に亀裂や破折などがある場合を除いてです。人によっては知覚過敏がでる場合が ありますが、ほとんどの場合、数分〜数時間でおさまります。
- 詰め物やかぶせ物も白くすることが出来ますか?
- ホワイトニングには詰め物やかぶせ物を白くする効果はありません。ホワイトニングで白く出来るのは、あくまでも患者様ご自身の天然の歯だけです。白い詰め物や前歯の冠・綺麗なセラミック治療を受けられる場合は、治療前にホワイトニングで歯を白くしておき、白くした歯の色に合わせて白い詰め物や被せ物、セラミックの色を調節してもらうと良いでしょう。
- ホワイトニングには副作用はありませんか?
- ホワイトニングは、自分の歯を削ったり、抜いたりしないので歯へのダメージや心理的負担が比較的少ない治療です。使用する薬剤の主要成分である過酸化水素は、安全が保障されているので、安全性についてはほとんど問題はありません。